失いたくないもの

寝る起きるの繰り返しで日々は過ぎる。あなたと出会ってから何年経っただろう。

あの頃の私はあなたと今を生きていることを想像しただろうか。小さくて些細な思い出が積み重なる。澱のように。

また1週間がんばればあなたに会える。あなたに会うことが当たり前になってしまったら、いつかあなたを、失う日々の私は後悔するだろう。あなたが生きているだけでこんなにも日常は輝く。