ペットボトルを買いたくない

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ペットボトルを買いたくない。本当に。買っていいことは手軽さだけでなかろうか。それが奴らの罠。手軽さと引き換えに私の生活に入り込む。しかも150円という安さ。これも罠。150円は安いのだろうか。実は積み重なると大きい。1日お茶とコーヒーで2本買ったら300円。それを31日続けると9,300円。

月額9,300円!

高い。

スマホよりも高い。スマホよりも高いのに、スマホ以上の喜びを私に与えてくれているのだろうか。否。

しかも捨てるのが地味にめんどくさい。分別がどうとか。キャップを外すとか意味があるのかよくわからない。

日常に入り込み、しかもたまると美観を損なう。たまって嬉しいのはお金くらいだ。それなのに溜まることで私のお金を奪う。

さらに健康にも悪い。基本的にお茶とコーヒーしか買わないが、コーヒーであれば香料とかが入っている。お茶もパッケージの表示をよく見ると最近は、ビタミンCと記載されている。

ビタミンC?

なぜお茶にビタミンCが必要なのかがわからない。一見するとむしろ健康に良さそうだが、よく考えると何かがおかしい気がする。なぜなら私は、お茶でビタミンCを摂取しようと思っていないからだ。それが入っていることの意味を誰も説明してくれない。それなのに入っている。気づかないのにそばにいる、STAND BY MEか。

求めているものだけを欲しいだけなのに、いらないものを押し付けられている気持ちになる。

求めよさらば与えられん

つまり、私はお茶を買っていると同時に、手軽さを月額9,300円で契約しているのだ。そしてそこに隠れるリスクに気づいたのだ。

だから、水筒を2本持って朝の鞄の中は重たくなる